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運命のシルクアロハ、買っちゃいました。ぽんこつ目利き修行

アメリカンデポで出会ったシルク100%のアロハシャツ

前回、「汗かきだからコットン優先」と宣言しておきながら、「でも運命に従うかもしれません」と逃げ道も作っておいたぽんこつです。

あの一文、自分でも笑いました。

伏線、回収しました。

今回は、そんな“運命の一枚”との出会いのお話です。

目次

アメリカンデポ、こんなところだった

実際に行ってみたアメリカンデポ、想像以上に楽しかったです!

※雰囲気をお伝えするだけの動画です。
時間がなくて、画面を見ずにスマホで撮影のため、だいぶ見にくいです。覚悟してご覧ください
😵‍💫

アメリカンビレッジ全体が海外っぽい空気感なんですが、アメリカンデポはさらに「古着と雑貨の宝箱」みたいな雰囲気。

とにかく広い。

そして服が多い。

古着、ミリタリー、ワーク系、アロハ、小物……とにかく情報量がすごい。

「これは好きな人、何時間でもいられるやつだな……」

と、早くも沼の気配がギンギンです。

アメリカンデポ(American Depot)

サンサーフを探したけれど

今回、実はちょっと見てみたかったブランドがありました。

東洋エンタープライズの「サンサーフ」。

アロハ好きにはかなり有名なブランドらしく、ヴィンテージアロハの復刻でも人気とのこと。

特にコットン素材のアロハを実際に触ってみたかったんです。

ただ、今回は旅行スケジュールがかなり詰まっていて、ショッピング時間が長く取れませんでした。

店内も広く、完全に時間との戦い💦

結果、サンサーフは見つけられず……!

でも、せっかくアメリカンデポまで来たんです。

新品ならネットでも買える。

だったら今回は、「ここでしか出会えないもの」を探してみよう。

古着コーナーへ

向かったのは古着コーナー。

3メートルくらいの幅に、上下2段ぎっしり並んだアロハシャツたち。

もう圧がすごい。

最初はブランドを見ようとしていたんですが、途中で完全に諦めました😂

数が多すぎる。

なので方針変更。

まずは「柄」で気に入ったものをピックアップ。

そこから、

  • 素材
  • 状態
  • サイズ感

を確認することにしました。

初心者なりの目利き修行です。

出会いは突然に

そして、その中で妙に気になる一枚がありました。

黒ベースに落ち着いた花柄。

派手すぎない。

でも地味すぎない。

手に取ると、生地が柔らかい。

しっかりしているのに、少しテロっと落ちる感じがある。

「なんかいいぞ……」

レーヨンほど極端なテロテロ感ではないんですが、ちゃんと”アロハらしい空気感”があるんです。

しかも、柄がかなり普段使いしやすそうで、

「旅行用」だけじゃなく、普通にデニムやダンガリーズと合わせられそう。

「コットン優先だが……これは、なんだ?」

そう思いながら、タグを確認しました。

タグを確認した話

ブランドは「Pierre Cardin(ピエール・カルダン)」。

しかも素材は——

シルク100%。

「えっ、シルク!?」

コットン優先を宣言していたぽんこつ、軽く動揺。

でも、その下にもう一つ大事な表記がありました。

「Machine Washable(洗濯機OK)」。

……あ、これは別の話だ。

前回の事前調査で「シルク=クリーニング必須」と思い込んでいて、候補から外していたんです。でも、洗濯機で洗えるなら話が変わってくる。汗かきの自分が唯一シルクを諦めていた理由が、最初から崩れていた。

「コットン優先」の宣言は、あっさり撤回しました🙄

これが、運命でした✨

Pierre Cardinというブランド名は、なんとなく知っていました。
「フランスの有名デザイナーでしょ?」くらいの認識です。

後で調べてみると、Pierre Cardinはイタリア生まれで、フランスで活躍したデザイナー。1960〜70年代には、未来的で幾何学的な“スペースエイジ”のデザインで一世を風靡した人物でした。

一方で、ブランド名をさまざまな商品に展開するライセンスビジネスを積極的に行ったことでも知られています。

そのため今回のアロハシャツも、Pierre Cardin本人が直接デザインした一点もの、というよりは、ブランド名の使用許可を受けたメーカーが製造したライセンス品の可能性が高そうです。

ただ、ライセンス品だから粗悪品というわけではありません。
実際にこのシャツは、シルク100%で、生地感もよく、ボタンまで雰囲気がある一枚でした。

タグには「RN# 13185」「Made in China」「Machine Washable Silk」の表記。
ここから見る限り、推定では1990年代〜2000年代前半頃の製品ではないかと考えています。
もちろん年代は断定できません。

ブランド名だけで飛びつかず、タグ・素材・作り・状態を見て判断する。
これも、ぽんこつ目利き修行の大事な一歩なのかもしれません。

ボタンも見た(これが大事だった)

帰宅後、接写して改めて見てみたんですが……

ボタン、めちゃくちゃ可愛かったんです。

表面に木目っぽい繊維質の層があり、色にも自然素材っぽいムラがある。

しかも刻印が、焼き印みたいで雰囲気が良い。

この質感から、おそらくココナッツシェル(ヤシの実)系ボタンではないかと思っています。

断言はできないんですが、少なくとも“安いプラスチック感”は全然ない。

こういう細かい部分を見ると、「ちゃんと作ろうとしてる服なんだなあ」と感じますね。

初心者ながら、「ボタンって大事なんだな……」と妙に感動しました。

汗かきなのにシルク、どうなの問題

ここですよ。

最大の問題。

汗かきなのにシルク。

でも調べてみると、シルクは実は夏向きとも言われているんです。

吸湿性が高く、水分を逃がしやすい。
さらに繊維が細く、肌離れも良いので、汗をかいても比較的ベタつきにくいとのこと。

コットンは汗をしっかり吸う一方で、長時間湿ったままになりやすい。

むしろ、事前調査していたレーヨンのほうが水に弱くて、汗かきには難しい部分もあるらしい。

アロハ=レーヨン、と思っていましたが、実際に触ってみると世界が広かったです。

もちろん汗ジミや摩擦には注意が必要ですが、黒ベースなのでそこまで目立たなそう。

大量に汗をかけば、シルクでも湿って肌に張りつくことはある😅

でも、「汗かきだからシルクはダメ」という思い込みは、だいぶ崩れました。

3,800円は高かったのか、安かったのか

プレミアヴィンテージではない。

でも、自分としてはかなり満足しています。

旅行の思い出。

初めてのアロハ。

実際に触って、自分で選んだ一枚。

しかも、ちゃんと「また着たい」と思える。

結局、“良い買い物”って値段だけじゃないんですよね。

何のために買うかを、自分でちゃんと分かっていること

それが一番大事な目利きなのかもしれません。

今回学んだこと

今回のアロハ修行で学んだこと。

  • アロハシャツは実際に触ると全然違う
  • 素材で雰囲気がかなり変わる
  • ボタンも大事
  • 「ブランドだけ見る」は初心者には難しい
  • 最後は“自分が好きかどうか”がかなり重要

そして何より。

「アメカジって、調べてから行くとめちゃくちゃ楽しい」

でした。

さて。

これからの夏はこのアロハを活躍させるぞ〜🌺

追記:なんと、動画に東洋エンタープライズのハワイアンシャツが写ってたw
C館(SOHO)のエリアに、「DUKE KAHANAMOKU」のアロハがちゃんとありました。しかもCOOLMAX素材……汗かきに優しいやつじゃないですか😅
サンサーフもきっとそのへんにあったはず。目の前を素通りしていたぽんこつです。

おまけ:そして、さっそく洗濯してみたよ!(アイキャッチは洗濯後のものです)

正直、「シルク100%を洗濯機に入れる」という行為にかなりビビっていたんですが……結果から言うと、かなり良かったです。

大きな縮みやゴワつきもなく、生地の柔らかさもちゃんと残っていました。

しかも、心配していたシワもそこまで気にならない。

今回のシャツは少し凹凸感のある生地だからか、洗いざらしでも自然な雰囲気があります。

何より、“気軽に洗える安心感” が本当に大きい。

汗かきとしては、「汚れるのを気にして着なくなる」のが一番もったいないので、ちゃんと洗えて清潔を保てるのはかなり嬉しいポイントでした🐼

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この記事を書いた人

「アメカジってなあに?」
友人にそそのかされるまま服を買ったり着てみたり…まだよくわかってないけれど、気づけばちょっと楽しくなってきました。
ゆる〜くアメカジを学び、等身大のアメカジを楽しみながら発信していきます。

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