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Dr.Martens「1461 BEX 3ホール」|手強い革靴が、3年後“相棒”になった話

アメカジにハマり出すずっと前、僕はある靴を勢いで買った。
それが、Dr.Martens「1461 BEX 3ホール」

当時はまだ、デニムにこんなにも夢中になるなんて思ってなかった。
ただ、ふと頭に浮かんだんです。

「私服で履ける革靴が欲しいな」って。

普段はスニーカーばっかり履いていた僕が、
急に革靴に惹かれた理由は正直よく覚えていない。

ただ、
“洋服と一緒に歳を重ねられる靴”って、
なんかかっこいいなと感じたのは確か。

目次

なぜマーチンだったのか

革靴って聞くと大人なイメージ。
でも僕が欲しかったのは、ビジネスじゃなくて“私服寄り”。

そのバランスがちょうど良かったのが、マーチンだった。

黒い革に黄色いステッチ。
カジュアルなのに上品で、素直に履きたいと思えた。

ただ問題がひとつ。

普段履いてるスニーカーは、高くても1万5千円くらい
だから値札を見たとき、正直ビビった。

「こんな高い靴、買っていいんか…」

でもその日は気持ちが先に走った。
店舗で実物を見た瞬間、もう終わり。(笑)

最終的には——
背伸びと勢いだけの買い物。

なぜ“BEX”にしたのか

普通の1461じゃなく、BEXを選んだ理由はシンプル。

せっかく買うなら、存在感がほしかった。

厚底ソールのBEXは、全体のインパクトが全然違う。
“マーチンを履いてる感”も強い。

しかもこのモデル、クーポンの割引対象だった。
その一押しもあって——

「よし、BEXにしよう。」

現実:革、めちゃくちゃ固い

初日。歩き出して数分で理解した。

“待って、これ痛いかも。”

新品のマーチンは、とにかく硬い。
くるぶしの靴擦れが想像以上で、
履けば履くほど気持ちが折れていった。

最初のワクワクはどこへやら。

気づけば、履く日が
週1 → 月1 → “ゼロ”へ。

そしてこの靴は、
下駄箱の奥で1年間放置されることになる。

再び履き始める

この靴にもう一度向き合えた理由は、ロマンでも成長でもなく、もっと現実的な話。

「これ、俺の中で一番高い靴やん。」

そう思った瞬間、
“逃げ続けるのはダサいな”と感じた。

久しぶりに履いてみると、前ほど痛くない気がした。
もちろんまだ固いけど、少しだけ足に寄ってきている。

そしてある日は——
3時間歩いても痛くなかった。
「お、いけるやん…?」

でも次の日は、また痛い。
「今日はダメかぁ…」

良い日と悪い日を繰り返しながら、少しずつ馴染んでいった。
その小さな変化が嬉しくて、
また履くようになった。

時間と共に、相棒へ

そこからは、本当に時間が仕事してくれた。

気づけば2年後、
1日履いても全然問題なし。

あの時の痛みが嘘みたいに、
ただただ足に馴染んでいる。

“勝負靴”という緊張感もなくなり、
今ではどんな日でも気軽に履ける。

スラックスでも、デニムでも、チノでも、
この靴は全部受け止めてくれる。

いろんなファッションを試してきたけど、
今の僕にとって1461 BEXは、
オールマイティに寄り添ってくれる相棒。

育て方もシンプルだった

革靴って、本当は丁寧にケアしないとダメだと思っていた。
でも実際はそんなことなかった。

僕のやっていることは、ただこれだけ。

  • 履いたあとに馬毛ブラシで軽く払うだけ
  • 傷がついたら豚毛ブラシでサッと磨くだけ
  • クリームは半年に1回塗るだけ

それでも十分育ってくれた。

むしろ、
このくらい“力を抜けた距離感”がちょうど良い。

まとめ

手強い靴でも、時間をかければ育つ。

昔は“気合いが必要な靴”。
今は“何も考えずに履ける靴”。

このマーチンが僕の足に馴染むまで時間はかかったけど、
あの時の背伸びは、間違いじゃなかった。

そしてアメカジと出会った今、
この黒い3ホールは、僕の生活に自然と馴染む相棒になっている。

これからも、ゆっくり育てていく。

今回紹介したドクターマーチンはこちらです。
気になる方は、公式ページもぜひ見てみてください。

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この記事を書いた人

きれいめ服で平和に暮らしていたアラサー。
気づけば“消耗品じゃなく相棒がいい”と思うように。
履けば味が出て、育てれば一生ものになる世界に引き込まれ、アメカジへ。
今は師匠の背中を見ながら、のんびり育成中です。

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