どうも、ユウヤマンです!
先日、Leeの「DOCKING 101」という、左右で違う生地を使った変態的(褒め言葉)な仕様のセットアップを買ってしまいました。 そこで直面したのが、 「右綾(みぎあや)」 と 「左綾(ひだりあや)」 という言葉。
「……で、綾(あや)が逆だと何が変わるの?」
「リーバイスは右、Leeは左」 なんとなくそう聞いてはいましたが、正直なところ 「で、結局なにが違うの?」 というのが本音でした。
向きが違うだけでしょ? と思っていたんですが、調べてみると 「履き心地」 も 「色落ちの仕方」 も全然違う別物だということが分かってきました。
今回は、新しい相棒を迎えるにあたって予習した、 デニムの「綾(あや)」の違いについて、初心者目線でざっくり整理してみます。
そもそも「綾(あや)」って何?
デニムの生地をよーく見ると、斜めに線が入っていますよね? あれが「綾織り(あやおり)」の特徴です。
以前、「デニムのねじれ」について調べたときに知ったのですが、デニムはタテ糸とヨコ糸で織られていて、その織り目(綾目)が斜めに走っています。
この斜めの線が、
- 右上がり(/) になっているのが 「右綾」
- 左上がり(\) になっているのが 「左綾」
単純ですが、まずは見た目が違います。

王道の「右綾(みぎあや)」|Levi’sの系譜
まずは、ジーンズの原点とも言える「右綾」。 これは Levi’s(リーバイス) が採用していることで有名です。
特徴
- 生地感: ざっくりしていて、武骨
- 色落ち: 点落ち(粒のような色落ち)が出やすい
僕が愛用している JELADO 301EXX も、Levi’s 501XX(47モデル)をベースにしているので、当然この「右綾」で作られています。
洗うとギュッと目が詰まって、生地が硬くなるのが特徴。「ジーンズといえばこれ!」という、ガッシリした履き心地はここから来ているんですね。
逆転の発想「左綾(ひだりあや)」|Leeの系譜
対して、今回僕がLeeのセットアップで本格的に触れるのが「左綾」。 こちらは Lee(リー) が採用したことで知られています。
特徴
- 生地感: 表面がフラットで、少し光沢がある
- 色落ち: 線落ち(シャープな縦落ち)が出やすい
なぜLeeは左にしたのか? 諸説あるようですが、糸の撚(よ)り方向と合わせることで、「生地の表面を平らにして、光沢を出す(=きれいめに見せる)」 効果や、 「生地を柔らかくして履き心地を良くする」 効果を狙ったと言われています。
ワークウェアとしての丈夫さ(右綾)に対して、少し洗練されたファッション性(左綾)を求めたのがLeeだったのかもしれません。
ざっくり比較まとめ
右綾と左綾、どっちが良い悪いではありません。 違いをざっくり表にするとこんな感じです。
| 項目 | 右綾(Levi’s系) | 左綾(Lee系) |
|---|---|---|
| 織りの方向 | 右上がり(/) | 左上がり(\) |
| 生地の感触 | ざらざら、武骨 | ツルッとしてる、ソフト |
| 色落ち | 点落ち(荒々しい) | 線落ち(シャープ) |
| 代表格 | Levi’s | Lee |
まとめ:どっちも楽しめる「DOCKING 101」はやっぱり欲張り
こうして整理してみると、
- Levi’s系(右綾): 武骨にガシガシ育てて、点落ちを楽しむ
- Lee系(左綾): 履き心地の良さと、シャープな縦落ちを楽しむ
それぞれ違った「育てる楽しみ」があることが分かります。

そして、僕が買った「DOCKING 101」は、この 右綾と左綾が左右で縫い合わされている という変態仕様(褒め言葉)。
自分の右足では「荒々しい点落ち」が、左足では「きれいな線落ち」が進んでいく……。 知識がつけばつくほど、このセットアップの「欲張り具合」が分かってワクワクしてきました。

皆さんのデニムは、右上がりですか? 左上がりですか?
一度生地をよーく見てみると、そのデニムの「性格」が見えてくるかもしれません。









