どうも、ユウヤマンです。
前回は春にバサッと羽織れる頼もしいアウターとして、Leeの「ロコジャケット」をご紹介しました。 今回はその流れで、下半身の頼れる相棒について書いてみたいと思います。
それがこちら、Lee DUNGAREESの「ワイドペインターパンツ」 です。

ペインターパンツならではの、ゆったりとした太めのシルエットと、ワークウェア特有の機能的なディテール。 休日に肩の力を抜いて穿くパンツとして、これ以上ないくらい重宝しているアイテムです。
今回は、僕が愛用している王道のデニム地(インディゴ)をメインに、ペインターパンツの魅力や男心をくすぐるディテールについて、僕なりに感じたことをざっくりとまとめてみました!
ペインターパンツってどんなパンツ?
「ペインター(Painter)」という名前の通り、もともとはペンキ職人や大工さんなどの労働者(ワーカー)たちが、作業着として穿くために作られたパンツです。
立ったりしゃがんだりといった激しい動きを邪魔しないように、股上が深く、太ももから裾にかけてストンと落ちる「太めのシルエット」で作られているのが最大の特徴になっています。
道具としての魅力が詰まった「ワークディテール」の数々
ペインターパンツの面白さは、作業効率を上げるために付けられた「道具としてのディテール」が、そのままデザインになっているところですよね。今回は特にお気に入りのディテールをいくつか見ていきたいと思います。
① ハンマーループ(左足)

左ももの側面についている輪っか状の布。これが「ハンマーループ」です。 その名の通り、作業中に金づち(ハンマー)の柄を通してぶら下げるためのもの。 現代の生活でここにハンマーをぶら下げることはまずありませんが(笑)、この無骨なパーツがあるだけで「ワークパンツを穿いている」という実感が湧いてきます。
② スケールポケット / ツールポケット(右足)

右ももの側面についている縦長のポケット。これは定規(スケール)や筆、ちょっとした工具などを入れるためのポケットです。 日常生活ではあまり使う機会はありませんが、昔の仕事道具のためのデザインがそのまま残っているのがなんだか面白いですよね。
③ 周囲を傷つけない「リベットレス」と強固な「トリプルステッチ」


ペインターパンツのタフさを支えているのが、主要な縫製に使われている「トリプルステッチ(三本針)」です。3本の糸で並行してガッチリと縫い合わせることで、過酷な作業や激しい動きにも耐えられる強靭な作りになっています。
そして、調べてみて面白かったのが、ポケットの端などに金属の「リベット」が一切使われていないことなんです。
その代わりに、糸を何度も往復させて縫い付ける「バータック(カンヌキ留め)」という手法で強固に補強されています。これは、作業中に金属パーツが周囲の商品や設備に引っかかって傷をつけないようにするための工夫です。こういう実用性第一のエピソード、ワークウェアらしくて好きなんですよね。
④ 愛嬌のある「シールド型バックポケット」

後ろ姿のアクセントになっているのが、盾(シールド)のような丸みを帯びた形をした、かなり大きめのバックポケットです。 軍手などをしたままでも物の出し入れがしやすいように大きく作られており、左のポケットにはお馴染みの「Lee」のロゴタグが縫い付けられています。
⑤ 懐中時計のための「ウォッチポケット」

右のフロントポケットの上部についている小さなポケット。ジーンズだと「コインポケット」と呼ばれることが多いですが、もともとは労働者が懐中時計を入れるための「ウォッチポケット」だったと言われています。
⑥ 実用性を追求した「ジッパーフライ」

フロントの開閉は、ボタンではなくジッパーフライ仕様になっています。 実はLeeって、かなり早い段階からジッパーの採用に積極的だったブランドなんです。分厚い作業手袋をしたままでも上げ下げしやすいように、という現場のリアルな要望に応えた結果なんだとか。
王道のインディゴと、豊富なカラーバリエーション
僕がメインでガシガシ穿いているのは、やっぱり王道の「デニム地(インディゴ)」です。

どんなトップスにも合う万能選手で、前回のロコジャケットと合わせてセットアップにしたり、シンプルな白Tシャツに合わせたりと大活躍。穿き込んで洗うたびに、少しずつ青みが増して自分の体に馴染んでいくエイジングが楽しめるのも、インディゴならではの醍醐味ですよね。
実はLeeのDUNGAREESラインには、インディゴ以外にも様々な生地や色のバリエーションが豊富に揃っているんです。 僕もその魅力に抗えずに「茶色」のモデルを追加で買ってしまったので(笑)、そちらについてはまた別の記事で書きたいと思います。
Leeが生んだ定番柄「ヒッコリーストライプ」
ペインターパンツの話をする時に、絶対に外せないのが柄物です。(現在の商品展開では「ヒッコリー」と「ストライプ」の2つのラインナップに分かれてます)。

特に紺と白の細い線が交互に並んだ「ヒッコリーストライプ」は、1920年代にLeeが鉄道員のために開発したのが始まりだと言われています。 過酷な環境で働く彼らのために、石炭の汚れを目立たなくする実用性はもちろん、紺と白のコントラストで少しでも「涼しげで爽やか」に見せるための工夫だったそうです。
現場の機能性から生まれたデザインが、今やアメカジの定番柄になっているなんて、アメカジの歴史って本当に奥が深くて面白いなと思います。
まずは王道のインディゴを相棒としてじっくり育てつつ、いずれは茶色やヒッコリーなんかも揃えていけたら楽しいだろうな、なんて妄想しています(笑)。
まとめ:暑い時期でもつい手が伸びる、大人の日常着
ということで、今回はLeeのペインターパンツについて書いてみました。
「ちょっと汚れても気にしない」「ゆったりしていて楽ちん」というワークウェアならではの包容力が、日常着として本当に魅力的です。
そして実は、僕が暑い時期に一番よく穿いていたパンツこそが、このペインターパンツ なんです。 ジーンズよりも生地が柔らかく、ドカンとゆったりしたシルエットのおかげで肌にまとわりつきません。休日の朝、暑くてジーンズを穿く気になれない時でも、これなら風が抜けて快適なので「つい手を伸ばしてしまう」という頼もしさがあります。
これからも、このペインターパンツを休日の相棒として、一年を通してガシガシ穿き込んでいきたいと思います!
それでは、また次回の記事で!

