どうも、ユウヤマンです。
前回、Wrangler Archivesの1964 MODELから、11MWZと24MJZをセットアップで購入しました。
以前から気になっていたWrangler。念願だったジーンズを実際に手にしてみると、シルエットはもちろん、塩ビパッチやバックポケットのステッチ、左綾デニムなど、他のブランドとはまた違った魅力を感じます。
しかも今回購入した11MWZは、1964年のわずかな期間に作られた少し珍しいモデル。
今回はそんな「11MWZ 1964 MODEL」を、実際に穿いて感じたことも交えながら、じっくり紹介していきます。
念願だったWranglerのジーンズ、11MWZ 1964 MODEL
今回購入したのは、Wrangler Archivesの「11MWZ 1964 MODEL」。


11MWZはWranglerを代表するジーンズのひとつですが、今回復刻されたのは、11MWZから13MWZへと移り変わっていく1964年に作られたモデルです。
この1964 MODELは、通常のWranglerで見られる巻き縫いではなく、脇をオープンシームで仕上げたセルビッジ仕様。製造期間もわずか1年だったとされています。
さらに、生地はWranglerらしい左綾デニム。
こうした1964 MODELならではの仕様ももちろん魅力なのですが、僕にとっては何より、ずっと気になっていたWranglerのジーンズをようやく手に入れられたことが嬉しい。
実際に手にすると、シルエットやバックポケット、塩ビパッチ、リベットなど、これまで穿いてきたLeeやLevi’sとは違うWranglerらしさが随所に感じられます。
まずは、穿いて一番気に入ったシルエットから見ていきます。
穿いてまず気に入ったのはシルエット
11MWZを穿いて、まず気に入ったのがシルエットです。
腰まわりから太ももにかけてはすっきりしつつ、膝下はストンと落ちるきれいなライン。
細すぎるわけではないのに野暮ったさもなく、穿いたときに全体がシュッとまとまって見えます。
そして、特に好きなのがブーツと合わせたときのシルエットです。
Wranglerはもともとカウボーイのために作られたジーンズだけあって、ブーツを履いたときにシルエットがきれいに出ます。僕のイメージでは、ブーツまで合わせて初めて11MWZのシルエットが完成するような印象です。
普段はオロレンジャーと合わせていますが、本当はもっと丈のあるウエスタンブーツが理想。
実際、渋谷のWrangler STOREで試着したときに、店員さんのウエスタンブーツを借りて履かせていただいたのですが、これがバシッと決まりました。
今度ウエスタンブーツを探しに行こうと決意したくらいには、最高に合っていました(笑)
実際に穿いてみて、改めて「やっぱり格好いいな」と感じています。
Wステッチとパッチ、この後ろ姿が好き
シルエットの次に気に入っているのが、後ろから見たときのWranglerらしさです。

まず目に入るのが、バックポケットに入ったおなじみの「Wステッチ」。
Levi’sやLeeなどの他ブランドとは違い、ひと目で分かるこのWステッチを見ると、「Wranglerのジーンズを穿いてるな」と実感します。
そして、もうひとつ気に入っているのが、バックポケットに付いた塩ビパッチです。

ベルトをしていても隠れず、後ろからしっかり見えるのがお気に入りポイント。中央にはブルーベルロゴ、周囲にはロープをモチーフにしたWranglerロゴが入っていて、これもWranglerらしさを感じるディテールです。
ジーンズのパッチの歴史や、ブランドごとの違いについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
購入時に店員さんから聞いた話では、当時のWranglerは生産工場によってパッチ素材の仕様にも違いがあったそうです。
さらに、このパッチはバックポケットに付いているぶん擦れやすく、穿き込んでいくと少しずつ角が取れ、周囲も傷んでいくとのこと。
加えて、Wrangler Archivesでは当時の仕様に合わせて縫製にも綿糸を使用しています。現在よく使われる丈夫な化繊糸とは違い、穿き込むことで縫い糸も少しずつ擦れ、糸切れやほつれが起こることがあるそうです。
つまり、パッチ自体が擦れて傷んでいくだけでなく、それを縫い付けている糸も徐々に切れていき、最終的にはパッチが取れてしまうこともあるとのこと。
これ、何も知らずにパッチがボロボロになってきたら「大丈夫か?」とかなり不安になっていたと思います(笑)
でも、先にそういうものだと知れたことで、むしろ今は楽しみです。
パッチが傷んだり、縫い糸がほつれたりするのも、それだけ穿き込んだ証。たくさん穿いて、この11MWZを育てていきたいと思っています。
Wranglerらしい機能的なディテール
11MWZを見ていると、デザインだけではなく、実用面にもWranglerらしさを感じます。
まず分かりやすいのが「ノースクラッチリベット」。

馬具を傷つけにくいよう、表面の出っ張りを抑えた、つるっとしたリベットが使われています。カウボーイのためのジーンズとして考えられたWranglerらしいディテールです。
ポケットの位置も特徴的。
バックポケットやウォッチポケットは、サドルに座った状態でも使いやすい高さに配置されています。こういう部分を見ると、見た目だけでなく実際に穿いたときの使いやすさまで考えられているんだなと感じます。
ベルトループは7本。
一般的な5本より多く配置することで、腰まわりを安定させるための仕様です。こうした細かな部分にも、カウボーイが実際に穿くことを考えた作りが見えます。
そしてフロントはジッパーフライ。

もともとの11MWはボタンフライでしたが、11MWZではジッパーフライへ変更されています。「11MWZ」の“Z”も、このジッパーを表すものです。
こうして見ていくと、派手ではないけれど、細かなところにWranglerならではの考え方が詰まっています。
Levi’sやLeeとはまた違う作りを実際に見られるのも、11MWZを手にして面白いと感じたところです。
Wranglerといえばブロークン? この11MWZは左綾デニム
Wranglerと聞くと、ブロークンデニムを思い浮かべる人も多いと思います。僕もそのイメージが強くありました。
ただ、今回の11MWZ 1964 MODELに使われているのは「左綾デニム」です。
右綾と左綾で何が違うのかについては、こちらの記事でざっくり整理しています。
実はWranglerの初期のジーンズである11MWや11MWZには左綾デニムが使われていて、Wranglerがブロークンデニムを採用したのは1964年。
そして同じ1964年は、11MWZから13MWZへと移り変わっていく時期でもあります。
そんな中で作られたのが、左綾デニムを使い、さらにセルビッジ仕様となった今回の11MWZ 1964 MODEL。製造期間もわずか1年だったという、少し特殊な一本です。
今回の復刻に使われている生地は、Wrangler Archives用に開発された「3/1 LEFT HAND SELVEDGE DENIM」。
……と正式な生地名を書いてみたものの、かくいう僕もデニムマニアではないので、名前だけ聞いても正直よく分かりません(笑)
ただ、実物を見ると話は別。
リジッドの濃いインディゴに、生地にはしっかりとしたハリもあって、詳しいことは分からなくても「これ、いい生地だな」ということは伝わってきます。
まだ穿き始めたばかりなので、この左綾デニムがこれからどんな表情に変わっていくのか楽しみです。
そして1964 MODELならではのセルビッジ仕様
せっかくなので、1964 MODELならではの仕様もひとつ紹介しておきます。
今回の11MWZは、脇をオープンシーム(脇割り)で仕上げたセルビッジ仕様。裾を裏返すと、ブラウンとグリーンのラインが入ったセルビッジを確認できます。

このブラウン×グリーンの組み合わせはちょっと珍しくて、個人的にも好きなポイントです。
僕がこの11MWZを選んだ理由がセルビッジだったわけではありませんが、当時の少し珍しい仕様まで再現されていると知ると、ちょっと嬉しくなります。
普段はほとんど見えない部分ですが、1964 MODELらしさを感じられるディテールのひとつです。
念願のWranglerジーンズ、かなり気に入っています
以前から気になっていたWrangler。ようやく手にした一本目が、この11MWZ 1964 MODELになりました。
念願だったWranglerのジーンズということもありますが、実際に穿いてみてもかなり気に入っています。
まだ穿き始めたばかりなので、これからたくさん穿いて、この左綾デニムがどんな表情に変わっていくのかを見るのも楽しみです。
一本目のWranglerがこの11MWZ 1964 MODELでよかったなと思っています。
そして、今回は11MWZを紹介しましたが、一緒に購入した24MJZもかなり気に入っています。
次は、Wranglerらしい独特なデザインが魅力の「24MJZ 1964 MODEL」を紹介していきます。
Wrangler Archives 24MJZ 1964 MODEL|念願のラングラージャケット。独特なデザインと美しいシルエット

