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【古着再生】セカストで買ったバサバサの英国製ドクターマーチンを丸洗い&靴磨きで復活させた話

こんにちは、やまもんです。

今日は、履けないと分かっていて買ったブーツの話をします。

セカンドストリートで見つけた、汚れまみれのドクターマーチンです。

目次

革がバサバサに乾いていた

セカストの靴の棚に、茶色いマーチンが置いてありました。

近くで見ると、なかなかの状態です。

まず、革がバサバサでした。

油分が完全に抜けていて、しっとり感がゼロ。

触ると乾いた紙みたいな手触りで、色も白っぽくくすんでいます。

そのうえで、汚れまみれ。

ホコリなのか泥なのかよく分からないものが、全体にこびりついていました。

深い傷も何本か入っています。

正直に言うと、棚の中でいちばん状態が悪い1足でした。

サイズを見て、あきらめた

手に取って、サイズを確認しました。

レディースでした。

私の足には、どうやっても入りません。

ここで棚に戻すのが、たぶん正解です。

履けない靴を買っても、履けないので。

それでも、連れて帰った

でも、戻せませんでした。

こんなに乾いて汚れているのに、革の表情が妙に良かったんです。

というより、この状態から磨いたらどうなるんだろう、と思ってしまった。

履くために買うんじゃなくて、置いておくために買う。

インテリアとして部屋に置いておこう、と考えたら、急に納得してしまいました。

服や靴って、着るか履くかしか使い道がないと思い込んでいたんですが、そんなことはないんですよね。

見て楽しむ、という持ち方もある。

そう気づいたら、レジに向かっていました。

汚れだらけのドクターマーチン

型番は、いまだに分かっていない

ちなみに、このブーツの型番は分かっていません。

6ホールで、履き口にパッドが入っていて、少しハイキングブーツっぽい形。

それ以上のことは、調べても確信が持てませんでした。

初心者なので、こんなものです。

型番が分からないと買えない、ということもないですし。

気に入ったから買った、で今回は十分でした。

ソールに MADE IN ENGLAND と書いてあった

家に帰ってから、ソールをひっくり返してみました。

そこに、こう刻印されていました。

DR. MARTENS AIR CUSHION SOLE
OIL FAT ACID PETROL ALKALI RESISTANT
MADE IN ENGLAND

インソールにも「Dr. Martens The Original / MADE IN ENGLAND」の印字がありました。

英国製です。

いま売られているドクターマーチンの多くは、英国以外の工場で作られています。

英国製のラインも残ってはいるので、英国製イコール絶対に貴重、と言い切るつもりはありません。

ただ、セカストの棚でいちばん汚かった1足がこれだった、という事実は、単純にうれしかったです。

安く売られていたのは、汚れていて、革が乾いていたからです。

汚れは落ちるし、乾いた革には油分を入れられます。

でも、生産国は変わりません。

ドクターマーチン ソール

サフィール クレム1925で磨いた

さっそく磨きました。

まず、こびりついた汚れを落とすところから。

ここは正直、靴磨きというより掃除です。

汚れが取れると、下から乾いた革が出てきます。

そこに、サフィールの「クレム1925」を入れていきました。

塗って、なじませて、乾拭きする。

やっていることは、それだけです。

面白かったのは、クリームの入り方でした。

バサバサに乾いた革が、塗るそばから吸っていくんです。

一度塗ったくらいでは足りなくて、何度か重ねました。

白っぽかったくすみが消えて、茶色に深さが戻ってきます。

手触りも、乾いた紙みたいだったのが、しっとりしたものに変わりました。

ここがいちばん気持ちよかったところです。

ドクターマーチンメンテナンス後

深い傷は、消えなかった

ただ、全部が元通りになったわけではありません。

汚れは落ちたし、乾きも直りました。

でも、深い傷ははっきり残りました。

クリームで埋まるような浅い傷ではなかった、ということです。

最初はちょっと残念でしたが、しばらく眺めているうちに考えが変わりました。

これは、消すものじゃないな、と。

前の持ち主がどこかで履いて、どこかでぶつけて付いた傷です。

私が消してしまう理由がありません。

味、ということにしました。

クレイジーホースという革らしい

磨いていて気づいたんですが、この革、こすると色が変わります。

指で押すと、その部分だけ明るくなる。

調べたところ、クレイジーホースと呼ばれる革のようです。

表面にワックスやオイルを含ませてあって、擦れたところの色が変わって表情が出る。

傷が目立つ革ですが、その傷が汚さではなく雰囲気になる革でもあるみたいです。

道理で、あれだけ汚れて傷が入っていたのに、嫌な感じがしなかったわけです。

らしい、で止めておきます。私も調べただけなので。

最後に、シューレースを替えた

仕上げに、靴紐を替えました。

元の焦げ茶から、黄色に赤のラインが入ったものへ。

これが思っていた以上に効きました。

同じブーツなのに、ぐっと明るくなるんです。

履くための靴なら、ここまで派手な色は選ばなかったかもしれません。

でも、これは飾るための1足です。

見て楽しむものなんだから、好きな色にすればいい。

そう思ったら、迷いませんでした。

ドクターマーチンメンテナンス後

履かない靴が、部屋にある

いま、この1足は部屋に置いてあります。

履きません。履けません。

でも、目に入るたびにちょっといい気分になります。

服や靴を好きになると、つい「元を取らなきゃ」とか「履かないともったいない」と考えがちです。

私もそうでした。

でも、履かない1足があってもいいんだな、と今回思いました。

もちろん、履ける靴を大事に履くのがいちばんです。

ただ、それだけじゃなくてもいい。

そのくらいの余白があったほうが、この趣味は長く続く気がします。

まとめ

セカストで、革がバサバサに乾いて汚れまみれのドクターマーチンを買いました。

サイズはレディースで、私には履けません。

汚れを落としてサフィール クレム1925を重ねたら、乾きとくすみは直りました。

深い傷は残りました。

最後にシューレースを黄×赤に替えたら、別物みたいに明るくなりました。

ソールとインソールには MADE IN ENGLAND の刻印。

クレイジーホースという、傷が味になるタイプの革のようです。

履くために買ったわけではないので、これでいいんだと思います。

中古の革靴は、汚れているから安い。乾いているから安い。

でも、汚れや乾きと、その靴が持っているものは別です。

そこが面白いところだな、と思った買い物でした。

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この記事を書いた人

50歳で突然アメカジにハマった初心者オジさん。
難しいことはまだ分かりませんが、“好き”だけは本物。
実際に着て感じたことを、そのまま素直に発信しています。
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