こんにちは、やまもんです。
先日、ふと自分のクローゼットを見渡していて、ある重大なことに気づいてしまいました。
「あれ……そういえば、白い襟付きのシャツを1枚も持っていないな」と。
大人として生活していると、ちょっと小綺麗な格好をしたい日や、ジャケットのインナーにシュッとした白シャツを合わせたい瞬間ってありますよね。1枚持っておいて損はない定番アイテムです。
普通の大人なら、ここで何を買うでしょうか。
きっと、定番ブランドのオックスフォードのボタンダウンシャツ(BDシャツ)あたりを選ぶのが大正解なんだと思います。清潔感があって、上品で、誰が見ても文句なしの大人服ですからね。
でも、キチガイ(失礼、重度のアメカジ・ウエスタン好き)の私には、そんな真っ当な選択肢はありませんでした。
「せっかく白い襟付きシャツを買うなら、ウエスタンシャツ一択でしょ!」
ということで今回購入したのが、RRL(ダブルアールエル)の「スリム フィット ポプリン ウエスタン シャツ」です。
普通の白シャツに見えて、ディテールはゴリゴリのウエスタン
遠目から見ると、清潔感のある綺麗な白シャツです。
でも近く寄ってみると、ウエスタンシャツならではのディテールがこれでもかと詰め込まれています。
生地はコットン100%のポプリン。高密度に織り上げられていて、サラッとしたドライな手触りとパリッとした張り感が特徴の生地です。
ドレスシャツみたいにアイロンをピシッとかけるというよりは、洗いざらしでラフに着ても雰囲気抜群。シルエットもスリムフィットなので、昔ながらの野暮ったさがなくて身幅や腕まわりが程よくスッキリしています。50代の大人でもサラッと羽織りやすいのが嬉しいポイントです。
そして何より、各ディテールのこだわりが服好きのツボを突きまくってくるんですよね。

ディテール1:第一ボタンだけ「メタルコンチョボタン」という贅沢
まず、真っ先に「おっ!」となったのが襟元です。
一番上のボタン(トップボタン)を見てみてください。
ここだけ、花の形をしたメタルのコンチョボタンになっているんです。
一般的なウエスタンシャツだと、トップボタンは普通のボタンになっていることが多いのですが、RRLはここに渋いメタルコンチョを配置してきました。
ボタンを上まで留めたときはもちろんですが、第一ボタンを開けて着た時にも、襟元からこのコンチョがチラッと顔を覗かせます。爽やかな白シャツなのに、首元だけ無骨なスパイスが効いていて最高に格好いいんですよ。

ディテール2:鈍い艶のパール調スナップボタンと3連カフス
フロントのボタンや胸ポケット、袖口には、ウエスタンシャツの代名詞でもあるスナップボタンが使われています。
このスナップボタンの質感もまたたまらないんです。

金属の枠(リム)に、ややアイボリーがかったパール調のパーツが埋め込まれています。真っ白なプラスチックボタンだと安っぽく見えがちですが、この少しヴィンテージ感のある風合いが大人の落ち着きを感じさせてくれます。
袖口(カフス)は、ウエスタンらしい3連スナップボタン。腕まくりをするときにパチパチと外す感触も心地いいですし、袖口にパーツが3つ並んでいるだけで男心がくすぐられます。

ディテール3:ヨークとウエスタンステッチの胸ポケット
肩や背中には、ウエスタンシャツの証である山型のヨーク(切り替え布)がしっかり入っています。
白地に白ステッチなので主張しすぎませんが、光の当たり方で立体的な陰影が見えるのが渋いです。
さらに胸のフラップポケット。
フラップ自体も山型なのですが、フラップを開けたポケット本体の表面には、緩やかな曲線を描く独自のステッチワーク(飾りステッチ)が入っています。
一見シンプルな白シャツなのに、こういうステッチや切り替えのおかげで表情がすごく豊かなんですよね。

ディテール4:前立ての裏に潜む「ユニオンチケット風ラベル」
そして、今回一番テンションが上がったのが前立ての内側です。
裾に近い前立ての裏側をめくってみると……ありました。
ヴィンテージのユニオンチケットを模した織りネームタグが、ちゃんと縫い付けられているんです!
「DOUBLE RL」「UNITED GARMENT」「RALPH LAUREN」などの文字が刻まれたクラシックなデザイン。
ユニオンチケットというのは、昔のアメリカで労働組合の加盟工場で作られた製品に付けられていたタグのこと。RRLはこういう「当時のアメリカン・ヴィンテージへのリスペクト」を本当に細かすぎる部分まで落とし込んでくるんですよね。
着ているときは外から一切見えません。自分しか知らない場所にあるディテールです。
でも、こういう「脱いだ時やふと開けた時に自分だけがニヤニヤできるポイント」があるのが、たまらなく愛おしいんです。

まとめ:白シャツも、やっぱり自分がワクワクする服を着たい
大人としての清潔感や使い勝手を考えるなら、無難なボタンダウンシャツを選ぶのが賢いのかもしれません。
でも、「白い襟付きシャツが必要だから」という理由だけで好きでもない無難な服を買うのは、やっぱりちょっと寂しいじゃないですか。
ウエスタンシャツという大好きな服の形で、ポプリンの綺麗な白シャツを選ぶ。
パッと見は爽やかな白シャツなのに、首元にはコンチョが光り、スナップボタンが並び、前立ての裏にはユニオンチケットが隠れている。
誰かに自慢するためじゃなく、袖を通すたびに「やっぱりこのシャツ格好いいな」と自分自身で納得できる。
やっぱり、大人になっても服選びはこういう自己満足を大事にしていきたいですね。
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