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最近ちょっと気になるカーハート。ワークウェアの歴史を深掘りしてみた

最近、ちょっと気になるブランドがあります。

カーハート。

存在はもちろん知っていました。
アメカジ好きなら、一度は見たことがあるブランドですよね。

でもやまもん、正直に言うと今までそこまで意識して見ていませんでした。

デニムならLee。
ブーツならRed Wing。

どうしてもその辺りに目が行ってしまいます。

ところが最近、古着屋や街で見かけるカーハートが妙に気になる。

「作業着なのに、なんか雰囲気あるな。」

というわけで今回は
カーハートというブランドの歴史を少し深掘りしてみました。

目次

カーハートは1889年、鉄道の時代に生まれた

カーハートは1889年、アメリカで誕生しました。

創業者は ハミルトン・カーハート

当時のアメリカはまさに鉄道の時代。
鉄道網がどんどん広がり、国が急速に発展していました。

そしてその裏側では、多くの鉄道労働者が働いていました。

問題は、彼らの服。

当時の作業着はとにかく弱く、すぐに破れてしまう。

そこでカーハートは、鉄道労働者の意見を聞きながら

「本当に壊れない作業着」

を作ることにします。

ここが面白いところで、
カーハートは最初から

労働者の声を聞いて服を作ったブランド。

つまり、机の上で考えた服ではありません。

現場から生まれた服です。

カーハートの原点「ビブオーバーオール」

カーハートの最初の代表作が

ビブオーバーオール。

いわゆる、胸当て付きのオーバーオールです。

鉄道労働者のために作られたこの服には、いくつか特徴がありました。

・厚いキャンバス生
・強い縫製
・大きなポケット

そして重要なのが

トリプルステッチ。

三重に縫うことで、強度を大きく上げました。

ワークウェアにトリプルステッチが多い理由、
ここにも繋がってきますね。

カーハート

カーハートの象徴「ダック生地」

カーハートと言えば

ダック生地。

これはかなり分厚いキャンバス生地で、
とにかく丈夫。

なぜここまで丈夫な生地なのか。

理由はシンプルで、

現場の環境が過酷だから。

鉄、木材、工具、機械。

普通の生地ではすぐに破れてしまいます。

だから最初から

「破れない生地」

を選んだ。

カーハートの服がゴツいのは、
デザインではなく必然なんですね。

ワークウェアの象徴「ダブルニー」

カーハートを調べていると、よく出てくる言葉があります。

ダブルニー。

名前の通り、膝の部分の生地が二重になっているパンツです。

これも完全に作業のためのディテール。

現場仕事では膝をつく作業が多い。

・建設
・大工
・整備
・鉄道

普通のパンツだと膝がすぐ破れてしまいます。

そこで膝部分を二重にした。

とてもシンプルですが、かなり合理的な作りです。

さらにダブルニーの中には
膝当てを入れるためのポケットがあるものもあります。

つまりこれは

デザインではなく、完全に機能のためのディテール。

こういうところがワークウェアらしくていいですね。

カーハート

カーハートがストリートに広がった理由

カーハートの歴史で面白いのが

90年代の変化。

もともと完全な作業着だったカーハートですが、
1990年代になるとヒップホップやスケートカルチャーで着られるようになります。

理由はシンプル。

とにかく丈夫。

スケーターはよく転びます。

普通のパンツだとすぐ破れてしまう。

そこで丈夫なカーハートが選ばれるようになります。

結果として

ワークウェア

スケート

ストリート

という流れで広がっていきました。

カーハートが今も支持される理由

カーハートを調べてみて思ったのは、

このブランドの服は
理由があってこの形になっているということ。

・厚い生地
・強い縫製
・大きなポケット
・ダブルニー

全部、働くためのディテール。

デザインとして作られた服ではなく、
必要だったから生まれた服。

だから今見ても説得力があります。

まとめ

今回カーハートの歴史を調べてみて思ったのは、

やっぱりワークウェアって面白い。

ただの服に見えても、
その背景を知ると急に見え方が変わります。

デニムもそうですが、
こういう「理由のある服」はやっぱり惹かれますね。

やまもん、
カーハートもちょっと気になってきました。

カーハートの公式ストアはこちら

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この記事を書いた人

50歳で突然アメカジにハマった初心者オジさん。
難しいことはまだ分かりませんが、“好き”だけは本物。
実際に着て感じたことを、そのまま素直に発信しています。
イケてるジジィに、俺はなる!

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