こんにちは、やまもんです。
9月に入ると、日中はまだ残暑が厳しい日があっても、朝夕の風にほんの少しだけ秋の気配を感じる瞬間が増えてきますよね。
そうなると、私の頭の中はそろそろ「今年の冬の服、どうしようかな」とソワソワしはじめます。
特に私が待ち遠しいのが、ジージャンを着られる季節です。
中でも一番愛着があって、冬が近づくたびにウズウズさせてくれるのが、Leeのブランケットライナー付きトラッカージャケット、「ストームライダー(Lee THE ARCHIVES 101-LJ 1950’s MODEL)」です。
ところが最近、今年の秋・冬の着こなしをクローゼットの前で妄想している中で、ひとつ大きな悩みにぶつかりました。
「ストームライダーに合わせる、しっくりくる左綾のジーンズが決まらない……」
今回は、ストームライダーならではのあの独特な厚みと、それに合わせるパンツのシルエットや「左綾×右綾」のセットアップについて、私なりに悩み抜いたお話をお届けします。
ストームライダーの「ボテッとした身幅」をどう受け止めるか?
結論から言うと、ストームライダーのボテッとした上半身のボリュームは、パンツの「しっかりとした太さ」でどっしり受け止めるのが私の好みです。
ストームライダーを着たことがある方ならお分かりかと思いますが、このジャケットには内側にしっかりとしたウール混のブランケットライナーが付いています。
そのおかげで保温性は抜群なのですが、シルエットはどうしても身幅や背中まわりにふっくらとした「厚み・ボテッと感」が出ます。
このボテッとした身幅に対して、すっきりとした細身のジーンズやテーパードパンツを合わせてスタイリッシュな「Vライン」を作る着こなしも、メリハリがあってとてもカッコいいですよね。
ただ、50代でガッチリ体型の私個人の好みで言えば、上が重くて下がすっきりしすぎると、どこか落ち着かない気持ちになってしまうのです(笑)。
人それぞれ似合うシルエットや好みの着こなしは千差万別ですが、私自身は「上下ともにどっしりとした大人の安定感」があるシルエットが一番しっくり来ます。
だからこそ、私にとってはストームライダーの厚みをどっしり受け止められる「太さのあるジーンズ」が必要でした。
手持ちのパンツで相手を探してみた結果
そこで、私のクローゼットにあるボトムスたちを引っ張り出して、ストームライダーの「相棒候補」を検証してみました。
候補①:一般的な太さの左綾ジーンズ
Leeのストームライダーは左綾デニムですから、セオリーで言えば下も左綾の定番ジーンズ(101-Zなど)を合わせたいところです。
ただ、手持ちの標準的な太さの左綾ジーンズと合わせてみると、悪くはないのですが……私個人の感覚だと「もう少し裾までドカンと太さがあって受け止めてくれた方が、私の好みに合うな」と感じました。
候補②:Lee THE ARCHIVES DUNGAREES 191-Z(左綾ジェルトデニム・ペインターパンツ)
次に試したのが、同じく左綾で、Lee独自のかつ強靭なジェルトデニムを使った「191-Z ペインターパンツ」です。
これは私の好みとして文句なしの相性でした!ワークウェア由来のすんと落ちる太めストレートなので、ストームライダーのボテッとした身幅をどっしりと力強く受け止めてくれます。「これぞ男のワークスタイル」という安心感があります。
候補③:Lee ANNIVERSARY 101 COWBOY LM1023(右綾ジーンズ)
そして、もう一つの選択肢として頭に浮かんだのが、右綾デニムである「LM1023(カウボーイパンツ)」でした。
1920〜30年代のカウボーイスタイルを復刻したこのモデルは、股上が深く、裾までドスンと太いクラシックなストレート。ストームライダーを羽織ってみると、私にとって完璧なバランスでボテッと感を受け止めてくれたのです。
疑問:左綾のストームライダーに、右綾のジーンズって「アリ」なの?
ここで、私の中で大きな疑問が浮かび上がりました。
「上が左綾(ストームライダー)で、下が右綾(LM1023)の組み合わせって、セットアップとしてアリなのだろうか?」
アメカジのセオリーや知識で言えば、「Lee=左綾」というイメージが強いですし、デニムの上下(セットアップ)を着るときは「上下の生地(綾目)を揃えるのが正解」と思われる方も多いかもしれません。
実際、私自身も最初は「左綾のジャケットに右綾のパンツを合わせるのは、邪道なのかな……」と少し躊躇しました。
でも、鏡の前で何度も着比べてみて、私なりの結論が出ました。
「左綾×右綾のセットアップは、大いにアリ!」
もちろん、これは「私個人の好み」のお話です。デニムの教科書通りのルール(左綾×左綾)を大切にしてセットアップを着こなすのも、アメカジのこだわりやロマンとしてすごく素敵だと思います。
ただ、私自身が鏡を見たときに一番大切にしたかったのは、セオリーよりも「自分が着ていて落ち着くシルエットのバランスと、全体の雰囲気の調和」でした。
それに、LM1023(カウボーイ)も同じLeeの長い歴史の中で生まれた名作です。右綾であっても、Lee特有の黄色いステッチやレザーパッチ、武骨な金属パーツなどの「LeeのDNA」が共通しているため、私の中では全く違和感がありませんでした。
左綾×右綾でセットアップするときの工夫とコツ
もし私のように「上下で綾目が違うけれど、デニムonデニムを楽しみたい」という場合、いくつか意識するとしっくり馴染むコツがあります。
- 「シルエットの重心」を合わせる
上が厚手でボテッとしているなら、パンツも太目で「下に重み」を作る。上下のボリューム感を同調させることが私にとっての一番のポイントです。
- 「インディゴの色トーン(濃淡)」を近づける
左綾(縦落ちしやすい)と右綾(点落ちしやすい)で色の落ち方に違いはあっても、全体の色の濃さ(ワンウォッシュ同士、または程よく育ったインディゴ同士)を揃えることで、上下のまとまりが一気に良くなります。
- 「あえて外す」大人の余裕を楽しむ
上下完全一致の「制服のようなセットアップ」もカッコいいですが、同じLeeの中で時代背景や綾目を少し外し、自分の体型にベストなシルエットを作る。それこそが、背伸びしすぎない50代の私の楽しみ方かなと思っています。
まとめ:服との付き合い方は「教科書」より「自分の納得感」
アメカジを学べば学ぶほど、「これは左綾」「これは右綾」「この時代はこう」といった知識が増えて楽しくなる反面、ときどき知識の枠に縛られそうになることがあります。
でも、実際に服を着て街に出るのは自分自身です。
ファッションに「これが絶対の正解」というものはありません。すっきりしたジーンズでスマートに着こなすのも素敵ですし、セオリー通り上下の生地を揃えるこだわりも素晴らしいと思います。
その中で、今の私にとっては「教科書通りのルールを守ること」よりも、自分が鏡の前に立ったときに「うん、私らしい全体のバランスで, どっしり落ち着くな」と思える納得感が一番しっくり来ました。
今年の冬は、無骨なワーク感を出したい日は「191-Zペインター」、少しクラシックな太めストレートで決めたい日は「LM1023カウボーイ」をストームライダーに合わせて、秋・冬のデニムライフを満喫しようと思います。
皆さんは、冬のジージャンにどんなボトムスを合わせるのがお好きですか?
それでは、また!

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